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新宮 信也; 青才 大介; 水野 崇
no journal, ,
高レベル放射性廃棄物の地層処分技術に関する研究開発の一部である超深地層研究所計画では、現在、第2段階(研究坑道の掘削を伴う研究段階)の調査研究を進めている。第2段階における地下水の地球化学に関する調査研究では、第1段階(地表からの調査予測研究段階)で構築した地球化学モデルや解析手法などの妥当性を確認し、地球化学モデルを更新するとともに、研究坑道(2本の立坑とそれらを連結する水平坑道群)掘削に伴う地下水の地球化学特性の変化を把握することを目的とした調査研究を実施している。具体的な調査研究内容は、地上から掘削したボーリング孔,研究坑道内から掘削したボーリング孔,立坑内に深度30mごとに設置している集水リング,坑道壁面からの湧水を対象とした水質観測を実施している。これらの化学分析結果に基づき、地下水の地球化学特性の変化を把握するためには、個々の水質データの品質が重要となるため、分析結果に対する品質管理が必要となる。本報告では、地下水の地球化学に関する調査研究の基礎となる水質データの品質管理方法について述べる。